ドイツのユースサッカーには、以下の様な年齢によるカテゴリー分けがあります。（ALTERSKLASSEN）
G-Jugend (Bambini/U7)
F-Jugend (U8/U9)
E-Jugend (U10/U11)
D-Jugend (U12/U13)
C-Jugend (U14/U15)
B-Jugend (U16/U17)
A-Jugend (U18/19)
では、U7やU12と言うのが、何を意味するかを説明します。
U- と言うのは、いわゆるUnter-, Under-, アンダーで、“－歳より下の”という事ですが、シーズンの始まり終わりが年をまたいでいるため、ややこしくなります。 (シーズンは、カテゴリーにより開始、終了時期に違いはありますが、8月開始、5月終了が一般的です。)
例えば、Fユーゲントの2015/2016シーズンには、2007年・2008年生まれの子供達が参加する事になります。
簡単に説明すると、今シーズンのU8なら、シーズンの始まる年(2015)の年内(2015.12.31)に8歳にならない子供達という事です。
分かっていただけたでしょうか？
実は書いている自分も、理解するまで結構時間がかかりました。色々考えるとややこしいので字面でそのまま理解して下さい。
“U- は、20××/◌◌シーズンの始まる20××年内に -歳にならない子供達” です。
前回のボールの種類とカテゴリーの関係は、現在（2015.9時点）では以下の通りです。
Gユーゲント(バンビーニ)：4号球290g前後
F/Eユーゲント：5号球290g前後
Dユーゲント：5号球350g前後
Cユーゲント以降は大人と同じボールになります。
ただ、前回も書いたように、5号球が大きすぎる年齢から使い始める事もあり、実際トレーニングで4号球を使ったり、家で使うのに4号球を買い与える事に全く問題はないと思います。
子供のうちは、身体や心に合った道具を使うべきだと考えています。